仕事に家事、育児と、毎日やることが山積み…。
「家のことをちゃんとやっているのに、なんだか終わらない…」と感じることはありませんか?
もしかすると、それは「名もなき家事」のせいかもしれません。
「洗濯」や「料理」など、はっきりとした名前のついた家事だけではなく、「洗濯機のフィルター掃除」「シャンプーの詰め替え」「郵便物の仕分け」など、小さな作業が積み重なり、気づけば負担がどんどん増えていることも…。
この「名もなき家事」、家庭内でうまく共有できないと、「やっている側」だけがストレスを抱えがち。
わが家でも、「気づいた人がやる」というルールがいつの間にか「私だけがやる」状態になっていたので、見直しを始めました!
この記事では、「名もなき家事」のリスト化、分担の工夫、負担を減らす方法などをご紹介します。
名もなき家事のストレスを少しでも減らし、家族みんなが気持ちよく暮らせるようにしていきましょう!
この記事がおすすめの方
✔ 名もなき家事の負担が偏っていてモヤモヤしている方
✔ 家族と家事を分担して、もっとラクに暮らしたい方
✔ 家事の自動化や仕組み化で、時間と労力を減らしたい方
名もなき家事って何?
「名もなき家事」という言葉を聞いたことはありますか?
「はっきりとした名称はないけれど、毎日の生活の中で自然に発生する細々とした家事」を指します。
例えば…
✅ 洗濯をする前の仕分け(白物・色物・デリケート素材を分ける)
✅ キッチンの排水口ネットの交換
✅ 子どもの学校プリントの整理・管理
✅ ティッシュやトイレットペーパーの補充
✅ お風呂のカビ防止のための換気
こうした作業は、単体ではそれほど時間はかからなくても、毎日積み重なることで大きな負担になります。
名もなき家事が負担になる理由
1. 名前がないから頼みにくい
「洗濯しておいて」「夕飯作っておいて」なら頼みやすいけれど、「洗濯機のフィルター掃除しておいて」「スポンジの交換お願い」って、いちいち指示するのも面倒…。
結局、そこに気付く人だけがやってしまいがちになって、負担が偏ってしまいます。
2. すぐには困らない家事だから後回しにされる
例えば、「洗濯をしない」と翌日着る服がなくて困るけれど、「ストック管理」や「排水口の掃除」などはすぐにやらなくても生活に困るわけではないため、放置されがちです。
3. やったのに「やったこと」にカウントされない
例えば、夫が「今日は洗濯したよ!」と言っても、実際には「洗濯物を干す」という工程だけ。
洗濯機のフィルター掃除や、ハンガーを片付ける作業など、細かい部分はすべて私の仕事になっている…。
「名もなき家事」は気づいた人がやることが多く、見えない努力が評価されにくいのもストレスの原因です。
名もなき家事を見える化しよう!
名もなき家事を家族で共有するには、「見える化」が大事!
わが家では、家の中で発生する名もなき家事をリスト化し、家族で話し合うことにしました。
以下のように、場所ごとにまとめてみると、どれだけ多くの名もなき家事があるかが分かりやすくなります。
玄関で発生する名もなき家事
✅ 靴を揃える
✅ 玄関マットを掃除する
✅ 宅配便の受け取り・段ボールの処理
✅ 傘を乾かして収納する
キッチンで発生する名もなき家事
✅ 食材のストック管理
✅ 賞味期限のチェック
✅ 冷蔵庫の整理・掃除
✅ シンクや排水口の掃除
リビングで発生する名もなき家事
✅ 掃除前の片付け
✅ ゴミの分別・新しいゴミ袋のセット
✅ ティッシュや消耗品の補充
✅ 郵便物の整理・不要な書類の処分
洗面所・お風呂で発生する名もなき家事
✅ 歯ブラシ・歯磨き粉の補充
✅ 蛇口や鏡の水垢取り
✅ シャンプー・ボディソープの詰め替え
✅ 排水口の掃除
名もなき家事を減らす方法
1. やらなくていい家事を決める
名もなき家事の中には、「本当に必要?」と考え直せるものもあります。
例えば、わが家では…
✔ 子どもの靴を揃えるのをやめた! →「揃えようね」と声をかけるだけにした
✔ シャンプーの詰め替えをやめた! → 詰め替え不要のパウチタイプに変更
シャンプーは吊り下げ型のものにしました。
最後まできっちり使えるし、これは変えて本当によかったです。
こうして、家事そのものを減らせば、負担も軽くなります。
2. 家族で分担する
「名もなき家事リスト」を作って家族で話し合い、それぞれの役割を決めるのも効果的です。
✔ ティッシュの交換は子ども担当!
✔ 排水口ネットの交換はお風呂掃除担当がセットでやる!
まだ交換まではできないけど、入ってる場所は覚えてくれので、「持ってきて」ってお願いすると取ってきてくれます。
明確に役割を決めることで、気づいた人だけがやる状態を防げます。
3. 自動化&仕組み化を活用する
名もなき家事は「自動化」できる部分もたくさん!
✔ ストック管理 → Amazon定期便を活用
✔ ゴミの分別 → 分別しやすいゴミ箱を導入
✔ 食器洗い → 食洗機をフル活用
「考えなくても済む仕組み」を作れば、ぐっとラクになりますよ!
まとめ
名もなき家事は、「ちょっとしたこと」の積み重ね。
でも、やる人の負担は決して小さくありません。
✔ 名もなき家事をリスト化して見える化する
✔ やらなくていい家事を見直す
✔ 家族で分担し、負担を軽減する
✔ 自動化・仕組み化を活用して、手間を減らす
少しずつ工夫することで、「なんで私ばっかり…」というストレスを減らし、家族みんなが気持ちよく暮らせるようになります。
わが家でもまだまだ改善中ですが、少しずつ「ママだけがやる家事」を減らしていけたらいいなと思っています。
色んな便利アイテムもあるので、使ってみていいものがあったら、今後ご紹介していきますね!